ボクシング界に衝撃が走りました。
元WBC世界ミニマム級王者・重岡銀次朗選手が、開頭手術を経て引退を示唆。
ファンの間でも心配と驚きの声が広がっています。
この記事では、
試合後の容体と手術の詳細
引退の真相
戦績や所属ジム、トレーニング
兄弟との関係
現在の様子や今後の展望
を最新情報をもとに詳しく解説していきます。
急性硬膜下血腫で開頭手術|試合後の異変と現在の容体
2025年5月24日、大阪のインテックス大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチで、前王者の重岡銀次朗選手はフィリピンのペドロ・タドゥラン選手に挑戦しました。
試合は1-2の判定で敗れましたが、試合直後にリング上で意識が朦朧とし、救急搬送されました。
診断は「急性硬膜下血腫」で、緊急の開頭手術を受け、現在も大阪市内の病院で入院中です。麻酔で眠っている状態と報じられています。
この状況により、規定により引退となる可能性が高いとされています。ファンや関係者からは、重岡選手の回復と今後の健康を祈る声が多数寄せられています。
現在の容体は?
試合後に急性硬膜下血腫と診断された重岡銀次朗選手は、試合直後に緊急開頭手術を受け、大阪市内の病院に入院中です。
現在は麻酔で眠っている状態で、医師の管理のもと、容体の安定を最優先とした治療が続けられています。
現時点では意識は戻っておらず、経過観察が続いているとの報道です。
家族や関係者はそばで見守り、回復を信じて支えています。
※現在は小康状態です。
試合から数日が経った今も、日本中のボクシングファン、関係者からは重岡選手の無事と回復を願う声が絶えません。
重岡銀次朗のプロフィール|出身地・ジム・トレーニング歴
- 名前:重岡 銀次朗(しげおか ぎんじろう)
- 生年月日:1999年7月15日(25歳)
- 出身地:熊本県
- 所属ジム:ワタナベボクシングジム
- スタイル:サウスポー
トレーニングスタイル
ボクシングセンスとフィジカル強化を重視し、スピードと連打力を武器にしたハイプレッシャー戦法が持ち味。
兄・優大選手とともに、常に切磋琢磨しながら進化を続けてきました。
戦績まとめ|アマ時代から世界王者までの軌跡
アマチュア戦績
- 戦績:56勝1敗(17KO)
- 主な実績:
- 全国大会5冠
- 唯一の敗戦は兄・重岡優大選手との試合(決勝で棄権)
プロ戦績(2025年5月現在)
試合No. | 日付 | 対戦相手 | 結果 | 試合内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
14 | 2025年5月24日 | ペドロ・タドゥラン | 判定負け(1-2) | 12R | IBF世界ミニマム級タイトルマッチ。試合後に急性硬膜下血腫で緊急開頭手術。 |
13 | 2024年7月28日 | ペドロ・タドゥラン | TKO負け(9R) | 12R | IBF世界ミニマム級タイトルマッチ。プロ初黒星。 |
12 | 2024年3月31日 | ジェイク・アンパロ | KO勝ち(2R) | 12R | IBF世界ミニマム級王座防衛戦。 |
11 | 2023年10月7日 | ダニエル・バラダレス | TKO勝ち(5R) | 12R | IBF世界ミニマム級王座統一戦。 |
10 | 2023年4月16日 | レネ・マーク・クアルト | KO勝ち(9R) | 12R | IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦。 |
9 | 2023年1月6日 | ダニエル・バラダレス | 無効試合 | 3R | IBF世界ミニマム級王座戦。偶然のバッティングにより試合続行不可能。 |
8 | 2022年7月6日 | 春口直也 | KO勝ち(4R) | 10R | 日本ミニマム級王座防衛戦。 |
7 | 2022年3月27日 | 中島達郎 | 判定勝ち(10R) | 10R | 日本ミニマム級王座決定戦。 |
6 | 2021年8月4日 | 川光俊樹 | TKO勝ち(2R) | 12R | WBOアジアパシフィックミニマム級王座防衛戦。 |
5 | 2019年12月31日 | レイ・ロレト | KO勝ち(5R) | 12R | WBOアジアパシフィックミニマム級王座防衛戦。 |
4 | 2019年7月27日 | クライド・アザルコン | KO勝ち(1R) | 12R | WBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦。 |
3 | 2019年4月14日 | ジョエル・リノ | 判定勝ち(8R) | 8R | – |
2 | 2019年2月26日 | ゲッティポン・クムサワット | TKO勝ち(1R) | 6R | – |
1 | 2018年9月25日 | サンチャイ・ヨットブーン | TKO勝ち(3R) | 6R | プロデビュー戦。 |
兄・重岡優大との兄弟愛と支え
二人三脚で歩んだボクシング人生
重岡兄弟は、幼少期から共にボクシングに取り組み、互いに切磋琢磨しながら成長してきました。
弟の銀次朗選手は、
「この正規王者のベルトのために、15年間お兄ちゃんとボクシングを頑張ってきた」と語り、
兄との絆の深さを表現しています。
同日世界王座統一の快挙
2023年10月7日、東京・大田区総合体育館で行われた試合で、兄の優大選手はWBCミニマム級の正規王者に、弟の銀次朗選手はIBFミニマム級の正規王者となり、兄弟で同日に世界王座統一を達成しました。
この快挙は、日本のボクシング界でも稀有な出来事として注目されました。
兄弟の支え合いと今後の目標
試合後、銀次朗選手は
「勝った瞬間に兄ちゃんのことを考えた。負けていたらセコンドにつけない。無事につけたことに安心した」と述べ、
兄への感謝と支え合いの精神を示しました。
また、兄の優大選手は「僕たちは満足していない。引退するまで自分に合格点はあげない。他にベルトが2本あるので、兄弟で残りのベルトを取ったら階級を上げようかなと思います」と語り、
さらなる高みを目指しています。
引退の理由と今後のセカンドキャリア
引退の理由|JBC規定によるライセンス失効
2025年5月24日、インテックス大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチで、重岡銀次朗選手はペドロ・タドゥラン選手に挑戦し、12回判定で敗れました。試合直後、リング上で意識を失い、急性硬膜下血腫と診断され、緊急の開頭手術を受けました。
日本ボクシングコミッション(JBC)の規定では、開頭手術を受けた場合、選手ライセンスは自動的に失効となり、現役続行はできません。
JBCの安河内剛本部事務局長は、「緊急手術をしたという結果は非常に重い。今後も試合がありますので、一つもミスも許されないという形でやるしかない」と述べています。
今後のセカンドキャリア|未定ながらも期待される道
現在、重岡選手は大阪市内の病院で集中治療を受けており、麻酔で眠っている状態です。
兄の優大選手と父親が付き添い、回復を見守っています。
今後のセカンドキャリアについては、現時点で明確な情報はありませんが、重岡選手のこれまでの経験や実績を活かし、ボクシング界での指導者や解説者としての道が期待されます。
また、兄弟での活動や、ボクシングの普及・育成に貢献する可能性も考えられます。
彼女は?その後の様子は?
彼女の存在について
現在、重岡銀次朗選手の交際相手に関する公的な情報や報道は確認されていません。
過去にSNS上で、アイドルの山本かおりさんが試合を観戦したことを投稿していたことがありますが、交際の事実を示すものではなく、ボクシングファンとしての関心によるものと考えられます。
現在の様子やその後は?
現在、重岡選手は大阪市内の病院で集中治療を受けており、麻酔で眠っている状態です。家族や関係者が付き添い、回復を見守っています。
日本ボクシングコミッション(JBC)の規定により、開頭手術を受けた選手はライセンスを失効し、現役引退となります。これにより、重岡選手はプロボクサーとしてのキャリアを終えることとなりました。
重岡銀次朗選手の一日も早い回復と、今後の新たな活躍を心より願っております。
重岡銀次朗が築いた功績とこれから
重岡銀次朗選手は、無敗のまま世界を制しながらも、命を懸けて戦った勇者。
ボクシングキャリアは幕を閉じようとしていますが、彼が残した戦いの記録と魂は、これからも語り継がれていくでしょう。
そして、これからの人生もまた、新たなステージ。
ボクシングへの情熱は、きっと別の形で花開くはずです。
コメント