懸垂って、やってみると思った以上に体が上がらなくて「え、こんなにできないの?」と驚く人が多いんですよね。
実は、懸垂ができない理由はほぼ決まっていて、原因さえわかれば正しい順番で練習するだけで必ずできるようになりますよ。
この記事では、懸垂が1回もできない状態からスタートして、10回以上こなせるようになるまでのステップを、回数・頻度・鍛えられる部位まで含めてまるごと解説していきます。

この記事でわかること
- 懸垂ができない本当の原因
- ゼロから上達する3ステップ練習法
- 懸垂で鍛えられる部位と得られる効果
- 毎日やっていいの?適切な頻度と回数の目安
- 何回できれば「すごい」のか?レベル別の基準
懸垂ができない原因はたったの3つ
初めに、50過ぎてる素人な自分も懸垂0回でしたが、成長しました!
結構動画上げてるので見て行ってください。

懸垂が1回もできない、あるいは数回でバテてしまう。
その理由は、大きく3つに絞られますよ。
① 広背筋・大円筋が弱い
懸垂の主役は「腕の力」ではなく「背中の力」なんですよね。
広背筋や大円筋が十分に発達していないと、どれだけ腕に力を入れても体は上がってきません。
腕でゴリゴリ引っ張ろうとする人ほど、すぐバテてしまうのはこれが理由です。
② 握力・前腕が不足している
意外と見落とされがちなのが握力の問題でしょう。
バーをしっかり握れなければ、当然体を安定させて引き上げることはできません。
特に40〜50代では、若い頃と比べて握力が落ちていることも多いです。
③ フォームが崩れている
反動をつけたり、肩がすくんだりしたまま無理に体を上げようとすると、力が逃げてしまって筋肉に正しく刺激が入りません。
「とにかく回数を重ねれば上手くなる」という考えで続けてしまうと、フォームのクセが定着して逆効果になることもありますよ。
懸垂で鍛えられる部位

練習を始める前に、懸垂がどこを鍛えているのかを知っておくと、意識の向けどころが変わってきますよ。
| 部位 | 役割 | 懸垂での効果 |
|---|---|---|
| 広背筋 | 背中最大の筋肉 | 逆三角形の体型をつくる |
| 大円筋 | 脇の下あたり | 背中の厚みと幅が増す |
| 僧帽筋 | 肩〜背中上部 | 肩こり改善・姿勢改善 |
| 菱形筋 | 肩甲骨の間 | 猫背の改善に効果的 |
| 上腕二頭筋 | いわゆる「力こぶ」 | 腕全体のボリュームアップ |
| 前腕・握力 | バーを握る力 | 日常動作全般に効く |
| 腹筋群 | 体幹の安定 | ぶれない体幹が手に入る |
これだけ多くの筋肉を一度に刺激できる種目はなかなかありません。
だから懸垂は「自重トレのキング」と呼ばれているんです。
ゼロから10回できるまで|3ステップ上達法
STEP 1|ぶら下がりで基礎をつくる(目安:1〜2週間)
※保存すれば便利です

まず最初にやることは「ぶら下がるだけ」です。
バーを肩幅より少し広めに握り、腕を伸ばしてぶら下がります。
これだけで握力・前腕・肩甲骨まわりを同時に鍛えられますよ。
目標:30秒間ぶら下がれるようになる
ポイントは、肩をすくめないこと!
胸を張って、肩甲骨をわずかに寄せるイメージで保持しましょう。
これができると、次のステップへの移行がスムーズになりますよ。
STEP 2|斜め懸垂(インバーテッドロウ)で引く動作を覚える(目安:2〜4週間)
※保存すれば便利です

斜め懸垂は、床に足をつけたままバーを引く動作で、懸垂よりも負荷が軽く、背中を使う感覚をつかむのに最適です。
やり方
- バーを胸の高さよりやや低い位置にセット(公園の低い鉄棒でもOK)
- 足を前に伸ばし、体を斜めに傾けてぶら下がる
- 腕を曲げながら、バーを胸に引き寄せる
- 肘を体の後ろ側に引く意識が大切
目標:10回×3セット
足を遠くに出すほど負荷が上がるので、慣れてきたら少しずつ足の位置を遠ざけていきましょう。
STEP 3|ネガティブ懸垂でいよいよ本番に近づく(目安:2〜3週間)
※保存すれば便利です

ネガティブ懸垂は「下ろす動作だけ」に集中する練習法です。
台に乗って懸垂の上体になった状態から、5〜8秒かけてゆっくり体を下ろします。
引き上げる動作より下ろす動作のほうが実は筋肉への刺激が大きいんですよね。
フォームを崩さずに筋力をつける、非常に効率の良いトレーニング方法です。
目標:5回×3セット(1回5〜8秒かけてゆっくり)
これを3週間続けると、多くの人が懸垂を1〜3回できるようになります。

懸垂は毎日やっていいの?頻度と回数の正解
毎日はNG?正直なところ
懸垂で主に鍛える広背筋や上腕二頭筋の回復には、48〜72時間かかるとされています。
毎日続けると疲労が抜けきらず、むしろ成長が遅くなってしまうこともあるんですよね。
理想の頻度
| レベル | 推奨頻度 | 1回あたりの目安 |
|---|---|---|
| 初心者(0〜3回) | 週2〜3回 | できる回数×3セット |
| 中級者(4〜9回) | 週3回 | 5〜8回×3〜4セット |
| 上級者(10回以上) | 週3〜4回 | 8〜12回×4セット |
「毎日やらないと上達しない気がする」という不安はよくわかります。
でも、筋肉が育つのは休息中なんですよね。
週3回を丁寧に続けるほうが、毎日なんとなくやるより確実に上達します!
1日何回が正解?
初心者は1セット5回×2セットを目標にスタートして、それができるようになったら1セット10回×4セットを上限に少しずつ増やしていくのがおすすめです。

懸垂「何回できればすごい」のか?レベル別基準

これ、気になる人多いんですよね。
一般的な目安はこちらです。
| 回数(連続) | レベル感 |
|---|---|
| 1〜2回 | 初心者卒業のスタートライン |
| 3〜5回 | 一般男性の平均的な水準 |
| 6〜10回 | 「筋トレしてる人」として十分すごい |
| 11〜14回 | 上級者の入口 |
| 15回以上 | 自重トレの上級者レベル |
| 15回以上(加重あり10回) | 本格的な上級者 |
40〜50代であれば、10回できれば周りから「すごい」と言われるレベルですよ!
まずは3回を目標に、焦らず着実に積み上げていきましょう。
ただし体重が軽いほど上がりやすいです。
だからと言って腕で上げるのは違いますよ!
懸垂を続けるとどうなる?効果と変化のタイムライン
| 期間 | 体の変化 |
|---|---|
| 2〜4週間 | 握力・前腕が強くなる。ぶら下がりが楽になる |
| 1〜2ヶ月 | 背中の広がりが出てくる。腕が引き締まる |
| 3ヶ月 | 逆三角形のシルエットが見えてくる。 姿勢が改善される |
| 6ヶ月以上 | 肩こり・猫背の改善。全身的な引き締まり感が出る |
特に背中が広がると、スーツやTシャツの見え方が変わってくるんですよね。
懸垂は「見た目が変わる」実感が得やすいトレーニングのひとつです。

よくある失敗パターン(NGポイント)

懸垂でありがちな失敗と、その対策もまとめておきます。
| NGパターン | 何が問題か | 対策 |
|---|---|---|
| 反動をつけて上げる | 背中への刺激が逃げる | ゆっくり丁寧に引き上げる |
| 肩がすくんでいる | 肩甲骨が動かず効果半減 | 肩を落として胸を張る |
| 腕だけで引っ張る | すぐバテる・背中が育たない | 肘を体の後ろに引く意識 |
| 毎日追い込む | 回復不足で成長が止まる | 週3回+休息を徹底する |
| 可動域が浅い | 筋肉への刺激が半減 | 腕を完全に伸ばしてから引く |
FAQ
Q. 懸垂バーがない場合はどうすればいいですか?
公園の鉄棒で十分です。
自宅でしっかり取り組みたい方には、置くだけで設置できる懸垂スタンドがおすすめです。工事不要で移動もできるので、賃貸でも安心して使えます!

インスタで上げてますが、僕も家で取り組んでました。
実際に僕が買って使ってる物を載せておきますね。


Q. 女性でも懸垂はできるようになりますか?
もちろんできます!
ただ、女性は上半身の筋力が男性より少ない傾向があるので、STEP 1〜2をしっかりこなすことが特に大切です。
焦らず段階を踏めば、必ずできるようになります!
Q. 懸垂で腰が痛くなります。どうすれば?
ぶら下がった際に腰が反りすぎているか、体幹が安定していない可能性があります。
腹筋に力を入れて、体を一直線に保つ意識を持ちましょう。
それでも痛みが続く場合は無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。
Q. 懸垂とラットプルダウン、どちらが効果的ですか?
動作はほぼ同じなんですが、懸垂のほうが体幹・握力・安定性も同時に鍛えられるので総合的な効果は高いです。
ただし、懸垂がまだできない段階では、ラットプルダウンで筋力を養うのは非常に有効な方法ですよ。
まとめ:懸垂は出来るようになる!
懸垂ができない原因は「背中の弱さ」「握力不足」「フォームのクセ」の3つで、どれも正しいステップで練習すれば解消できます。
- STEP 1:まずぶら下がりで基礎をつくる
- STEP 2:斜め懸垂で引く感覚を覚える
- STEP 3:ネガティブ懸垂で本番に近づく
毎日ではなく週3回を丁寧に。
それだけで、3ヶ月後には確実に「できる」状態に変わっています。
懸垂は始めるのに年齢は関係ありません。
今日のぶら下がりが、半年後の逆三角形の体をつくるはじめの一歩ですよ!
筋トレ・ダイエット・効果など Never Too Late — 始めるのに遅すぎることはない



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